プロフィール
神谷千尋
神谷千尋
1982年、沖縄本島の東海岸に位置する津堅島生まれ。
民謡一家神谷ファミリーズの影響を受け三歳でステージに立つ。
小学校になると叔父であり民謡歌手の神谷幸一に師事し、本格的に学ぶ。
音楽の道を歩み続ける中、ルーツにある沖縄民謡をベースにしながらも自ら作曲を手がけ沖縄を拠点にライブ活動を展開。
一度聴けば忘れられない唯一無二の唄声で人々の心を潤し、新たなる音楽世界を追求し続ける。
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2015年10月16日

いかなる時のコトダマ

「ドキドキ(緊張)をウキウキ(希望)に変えよう」

我が家のキャッチコピー。

5歳の長男は人一倍感受性が強く繊細。
新しい挑戦や大きな行事前にはことごとく不安定になり、登園拒否を起こしてきた。そして今月、年長組の一大イベントお泊まり保育を目前にこの一カ月、朝の登園時だけは一歳児を上回る泣き叫きコース。先生からは温かいアドバイス、
「お母さん、いーぶは賢く感受性が強い分、考えを膨らませやすいけどそういう子って経験して達成感を果たすととっても伸びるんですよー。一緒に楽しみ方を見つけて寄り添ってあげてくださいね」

何て素敵な人柄なんでしょう。

誰だってきっとフタを開けるまでは臆病や迷い、不安にかられる、人はそんな生き物。私も歌う前、人生の試練たちにも逃げ出したくなる程の臆病者だ。ただ、大人は少々のコントロールは可能でも、未知なる世界をきり開いていく子どもたちにとっては私たちの数倍、立ち向かう勇気を使って次々と成長をとげていく。
ドキドキ(緊張)ももちろん必要だ、ドキドキを越えた先にウキウキ(希望)があるのだ。

環境や人と人との関わり合いに追いやられる時代背景、自分の心にスタミナをつけて柔軟に穏やかにいつだってかまえていられる生き方を
試練の日々から教えてもらおう。
臆病心は有ること無いことの両方を見渡している、ある意味、先を見据た堂々たる姿だと私は思う。
息子よ、大いに泣いて良し。
自力で越えていく試練の果てには
強さと優しさのバリューセットで満たされるはず。

負けてしまいそうな時こそ
行く先々に立っている自分を
イメージしてみる。
ウキウキ笑顔の日々に逢いたいものだ。
自分の手をひけるのも我が身。
もちろん、信頼なる人々の支えと力を
かりながらね。

息子たちの人生に親として人として
何を教え、分け与え、進級していくのか共に修行の毎日。悩ましい経験も
いつかの晴れ姿へのステップ。



ニコニコハロウィン第二段弁当を食べて
お泊まり保育、エンジョイ出来ますように。





Posted by 神谷千尋 at 10:01